Window: matchMedia() メソッド
Baseline
広く利用可能
この機能は広く実装されており、多くのバージョンの端末やブラウザーで動作します。2015年7月以降、すべてのブラウザーで利用可能です。
Window インターフェイスの matchMedia() メソッドは、新しい MediaQueryList オブジェクトを返します。このオブジェクトを使用すると、この文書 (document) がメディアクエリー文字列に一致するかどうかを判断できるほか、文書を監視して、そのメディアクエリーに一致した(または一致しなくなった)タイミングを検出することもできます。
構文
matchMedia(mediaQueryString)
引数
mediaQueryString-
MediaQueryListに構文解析するメディアクエリーを指定する文字列です。CSS と同様に、式内ではすべてのメディア特性を括弧で囲む必要があります。例えば、
matchMedia("(width <= 600px)")やmatchMedia("(orientation: landscape)")は動作しますが、matchMedia("width < 600px")やmatchMedia("orientation: landscape")は動作しません。メディア種別(all、print、screen)および論理演算子(and、or、not、only)は、括弧で囲む必要はありません。
返値
メディアクエリー用の新しい MediaQueryList オブジェクトです。このオブジェクトのプロパティやイベントを使用して、一致する条件を検出し、時間経過に伴うそれらの変化を監視します。
使用上の注意
返されたメディアクエリーを使用して、文書がメディアクエリーに一致するかどうかを、即時チェックおよびイベント駆動型のチェックの両方で行うことができます。
文書がメディアクエリーに一致するかどうかを一度だけ即座に確認するには、matches プロパティの値を確認してください。文書がメディアクエリーの要件を満たしている場合、この値は true になります。
文書がメディアクエリーに一致する場合であれ一致しない場合であれ、常にその状態を把握しておく必要がある場合は、代わりに、オブジェクトに対して change イベントが配信されるのを監視するようにしてください。
その良い例が、Window.devicePixelRatio に関する記事にあります。
例
この例では、メディアクエリー (width <= 600px) を実行し、その結果として得られる MediaQueryList の matches プロパティの値を <span> 内に表示させます。その結果、ビューポートの幅が 600 ピクセル以下の場合は "true" と表示され、それより広い場合は "false" と表示されます。
JavaScript
let mql = window.matchMedia("(width <= 600px)");
document.querySelector(".mq-value").innerText = mql.matches;
この JavaScript コードは、照合対象のメディアクエリーを matchMedia() に渡してコンパイルし、<span> の innerText に結果の matches の値を代入します。これにより、ページが読み込まれた時点で、その文書がメディアクエリーに一致しているかどうかを示すようになります。
HTML
<span class="mq-value"></span>
単純な <span> で出力を受け取ります。
結果
他にもプログラムでのメディアクエリーの使用にいくつか例があります。
仕様書
| 仕様書 |
|---|
| CSSOM View Module> # dom-window-matchmedia> |